こんにちは。
DCCのKです。
連日のシトシト雨が止んだとたん、一気に暑くなりましたね。
東京では、ここ数日台風の影響による雨が散発的に降っていますが、梅雨空の重苦しさはもう過ぎて行った感があります。
会社の所在地である高輪は海まで1キロほどなので、夕方どきに外へ出て潮の気配を感じると、とても気持ちがよく、ついキャンディーズの「夏が来た!」を脳内再生してしまったり。
なんてことを嬉しく思うのも、日中快適な屋内で仕事ができるがゆえですね。
日がな屋外でお仕事をされる人達にとっては、本当に体力を消耗する季節ですね。。。
さて、先日もお知らせしましたとおり、8月31日より、サンプリント本社(高輪店)と新宿店は五反田へ統合移転いたします。
集約することでこれまで分散していた機能を強化し、より質の高いサービスをお客様にご提供できるよう発展してまいりたいと思います。
そして移転までの一ヵ月少々は、ひきつづき現在の高輪・新宿でおつきあい下さいますよう、よろしくお願いいたします。
私事をいえば、入社するまでは高輪・泉岳寺付近には訪れたことがありませんでした。
おりおりに町並みや事象を知る機会を得て、徐々に親しみを持つようになり、離れるとなっては一抹のさびしさがある今日この頃。
ここでひとつ、お世話になったこの町で起こった一期一会の思い出を振り返ってみたいと思います。
このあたりは第一京浜に面してビルや大型マンションが並び、その裏側を坂道と路地がぐねぐねとめぐり、お寺とお墓が点在しています。
眺めるだけでもため息ものの立派なお屋敷も散見できます。
また、局所的に崖のように切り立った場所があり、高輪3丁目出身のある作家のエッセイでは、このあたりを「くぼみ町」と称していました。
平地に慣れた身としては新鮮ですごく不思議な感じがしていました。
(感覚で描くとこんな感じです。。。)
そして、お世話になった泉岳寺公園。
敷地内はいつもハトやスズメやカラスが我が物顔でのし歩いています。
入社して間もない昼休み、公園を訪れて、ふと目の前のハトに食べていたパンの一切れを放ったことがありました。
(本当は食べ物を与えてはいけません。すみません!もうしません。)
すると、
ハトたちがダッシュしてきて、
という感じで、最後はポーカーフェイスでなんとなく流れ解散する、ということがありました。
全員がボールに突進するサッカー、といえば感じが伝わるでしょうか。
ちなみに、ハトは側溝を覆うあのフェンス上を歩くのが得意ではないようで、大股派と飛び越え派のどちらかで通過していました。
以前はハトなんていてもいなくても、という感じでしたが、最近は、ますます謎の生物です。
最後は、社内の人に教えてもらった、線路の下をくぐって第一京浜から海側へ抜けるこの地下通路です。
この低い天井!
ここはとりたてエピソードはありませんが、不穏なムードがすごいので(ホラー映画に使用されたという話もあり)、思い出深いです。
はじめて通った時は、迫りくる天井に必要以上に身を縮め、濡れた壁の不気味さに緊張し、ちょっとしたアトラクションのように楽しんでしまいました。
細い道ですがここを抜けると芝浦方面への近道になるので、ひっきりなしに人や車が通過し、重宝されているのが伝わる生活道路でした。
日常的に通過する人たちは、慣れた様子で、悠々と背を伸ばして自転車でかけぬけ、首をかしげずとも歩きスマホで淡々と闊歩していました。
以上、スケールの小さい話で恐縮ですが、高輪・泉岳寺でみた色々でした。
ちょっとおセンチな気持ちになりますが、泉岳寺と五反田はごく近い距離なので、まだまだこの付近も探索していきたいと思います。
もちろん五反田に行くのも、これから楽しみです。