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2014年06月24日(火)

ゆく河の流れ、スキャンしてやろう、カモと古文書

こーんにちはー。

ジメジメする季節、いかがお過ごしでしょうか。
今日もこれから雨模様だそうです。
 
雨の中を小走りで作業してる自動販売機補充の方や配送業の方、もしかしたらこの時期がいちばん仕事しにくいかもしれませんね。
 
大雨のあとに中野坂上付近の神田川を見たら、轟々と濁流がながれていました。別の日、少しだけさかのぼった神田川をのぞいたら、コガモ5羽をつれたカモが水際で浮かんだり潜ったりしていました。
「ほらカモの子どもいる」「かわいい、無事だったね」「でも半分に減っちゃった」
犬の散歩の人の会話から察するに、カモも楽じゃないですね。
 
 
先日テレビで、古文書の保護・修復を行っている多仁照廣さんという方を紹介していました。
 
現在、国内には古文書が20億以上あり、9割が民家に眠っているんだそうです。多仁さんは、それが完全に腐朽する前に身近な道具を用いて修復し、内容を読み解いて歴史的な価値を発見する活動をされています。
 
これまでに修復した中には、「賭博が横行し治安が悪化、幕府は村人に罪を犯したものを札に書いて知らせるよう命じた。村人は対人関係が亀裂が生じると連名で書状を渡し、それを撤回させた」という内容を記した古文書があったそうです。
 
古文書といってもすべてが「洞窟や砂漠に埋まった秘密の経典」のようなものではなく、数百年前の市井の人がしたためた備忘録だったりするのですね。

明治時代以前の文字を読むことは誰でも出来ることではないですし、ひとめで資料価値を見出せるような明快なものではないでしょうし、事実、破棄処分する持ち主もいらっしゃるそうです。 日本史研究者である多仁さんも、焦りを感じていると語っていました。

スキャニングという、ある意味データに固定化する作業をする日常の一方で、本当に古文書の文字の中にしか存在しない史実が刻々と消滅していくことに、はっと胸をつかれました。

 
DCセンターでも、明治や大正時代の地図や地理史料のスキャニング作業をしたことがあります。

ある観測資料(明治時代)に「前回と同じく○○宅に泊まる、不衛生」と書かれていたことは忘れがたいです。書いた人も、100年後の人間に読まれたと知ったらびっくりでしょう。
 

古文書の補修作業の様子古文書の補修作業の様子

2014/06/24 15:00 | 日常 | コメント(2)

コメント

  • 図解入りでご紹介いただきありがとうございます。古文書はスキャナーでの複写が難しく、カメラを使うしかありません。最近はiPadを使うようにしています。

    2014年08月15日 (金) 19:23 | 多仁照廣

  • 多仁照廣さま
    コメントくださり、どうも有り難うございます!
    たしかに、紙の癒着やヨレにご苦労されている様子、映像でも拝見しました。
    弊社はスキャニング一辺倒ですが、ああいった状態のもの(特に大判)を広げてきれいにスキャンする困難さ、思い至るところがあります。
    これから大量の古文書を記録していくのは大変なことと思いますが、多仁さんのご活動を陰ながら応援してまいりたいと思います。

    2014年08月18日 (月) 18:31 | 鹿島絵里子

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